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「オレらは魅桜に総長になって、欲しいんだよ！」

「そうなんだー、イヤかなー？」

「イヤってわけじゃないんだけどね？」

あのあと、無事に到着し、ドアを開けたら、生徒会室に引きずり込まれた。

で、ソファーに座らされ、今、迫られている。

「あとね、銀、顔近いんだけど？」

「あぁ、ワリィ。で、ヤルか、ヤンねぇか、どっちなんだよ！」

「え、やらないわよ？冬悟が総長やればいいじゃない。」

どうして、私にやらせたいのよ！

「このメンバーの中で、一番強いのが、魅桜さんなんです。」

「強くないわよ、私は。」

「強いよー。冬くんに勝った人、二人しか見てないもーん。」

「え？もう一人いるの？」

「オメェに会う前の日に、夜鬼の総長にヤラれてんだよ、コイツ。」