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愛してるって伝えたい

第3章 きっかけ


もう断る理由はなかった。



5分くらい歩いたところで、地下に続く階段を降りたところにそのお店はあった。



6人くらいしか入れない小さなカウンターバーで、私が一番奥の席に着き、池田くんがその横に座る。



店内の照明はかなり暗い。


メニューの文字が、キャンドル近くでないと読むことができないくらい。



店内は狭いので、椅子同士は完全にぶつかっている。






こんな近いの初めて…





ドキドキしすぎて全身が脈打っているようだ。



お互いビールを頼んで、ほろ酔いになってきた。





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