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愛してるって伝えたい

第4章 過ち


そこから先の記憶はあまりない。



何だか沢山飲んだ気がする。



気づいたらみんなと分かれて、一人で街を歩いていた。



智子ちゃんと同じ帰り電車なのに…何で私一人になっちゃったんだ…



頭がぐるぐるする。携帯を開く。当たり前だけど、池田くんからのメールはない。




「なんなの…」唇を噛みしめる。




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