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Welcome to our party

第84章 GAME by millie

「え?これで終わり?」

真っ白なシーツだけが映る画面を見ながら期待外れという顔の和。

「っか、何で音声だけなの?翔さん?俺たち映像って言わなかったっけ?」

潤がじと目で言う。

「いや、その…なぁ、雅紀?」

「なぁ、雅紀?じゃないでしょ?翔くん?最初こそ一応新年度っぽい雰囲気だったけど…最後、普通にいつもの二人だったじゃん?」

珍しく智くんが饒舌に責めてくる。

「いや、でもね、ちゃんと言葉攻め、頑張ったよ?なぁ、雅紀?」

「うんうん、すごく恥ずかしかったんだから…」

「ねー?わかってるお二人さん。これ罰ゲームなのよ?」

ニノの顔が怖い。

「いや、随分頑張ったと思わない?そこは認めてよ?」

勝てないと分かりつつ抵抗してみる。

「そんなに言うならニノが撮ればいいでしょ?」

雅紀?なにキレてるの?それ、ヤバくない?

「ふーん、いいですよ?それで。ねー、潤くん?」

「うわ、雅紀!馬鹿、お前っ」

慌てて止めようとしたけど…多分遅かった……。

「いいねぇ、で、撮れたら俺が編集してやるよ?」

「え?二人だけ?僕も…みたい」

「もちろんですよ?なんなら智、手伝ってもいいし?」

「ふふふ、楽しみ♪」

「で、相葉くん、翔さんいつ撮る?」

「私たちはいつでもいいですよ?」

「翔くん、相葉ちゃん楽しもうね?」

俺らのゲームは…まだつづく。

らしい…orz

〈END〉

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