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センチメンタルメモリー

第6章 memory.Ⅱ


「翼ちゃん、1着じゃ足りないからあと3着ぐらい選んできな?
それに合わせたヒールとかアクセサリーとかもね?」

椿さんはニッコリと微笑んでいる。
本当に優しい。
優しすぎて怖いくらい。

「あ、ありがとうございます!
じゃあ、選んできます!」

私はそう言い、ドレスが並んでる棚へと向かった。


どれも高そうなドレス。
値段を見るとピンキリで安いのから高いのまで…
ここは多分、直哉が出してくれるから関係なく好きなの選ぼう。


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