
腹黒ドS王子の愛する人
第10章 溢れる思い
「何やってんだよ兄ちゃん....」
「寝起きの葵もかわいーなー!」
こんのブラコンがっ!!!!!!
「何か嫌な予感するとか言ってこの馬鹿が朝の6時に迎えに来たってわけ。ほんとこの馬鹿が。」
朝早く叩き起こされメチャクチャ機嫌が悪いのだろう慧さんが舌打ちをして兄ちゃんをにらむ。
美形の怒った顔って迫力やばいよ。
「だってまた葵が西条にいじめられてんじゃないかって。」
その言葉に思わず身体を強張らせる。
「まさか、ほんとうに?」
「まさか、仲良くしてるよ。」
二人は俺の異変に気付いたみたいだけど何も言わなかった。
「よしっ、葵くん。一緒にデートしよう!」
急な慧さんの言葉にびっくりしてかたまる。
「へっ、デート????」
「そっ、元々今日はこの馬鹿と出かけるつもりだったんだけど朝早く起こされてうざいから葵くんも一緒に三人ででかけよう?」
「うざいって!ほんと悪かったって!!謝ったしお前が怒るから朝からあんなこと.....っ!!」
さぞかし大変なことをされたのだろう兄ちゃんの顔はどんどん赤くなっていく。
「はいはい。ほら、葵くんも着替えて!」
「え、あ、うん。」
「寝起きの葵もかわいーなー!」
こんのブラコンがっ!!!!!!
「何か嫌な予感するとか言ってこの馬鹿が朝の6時に迎えに来たってわけ。ほんとこの馬鹿が。」
朝早く叩き起こされメチャクチャ機嫌が悪いのだろう慧さんが舌打ちをして兄ちゃんをにらむ。
美形の怒った顔って迫力やばいよ。
「だってまた葵が西条にいじめられてんじゃないかって。」
その言葉に思わず身体を強張らせる。
「まさか、ほんとうに?」
「まさか、仲良くしてるよ。」
二人は俺の異変に気付いたみたいだけど何も言わなかった。
「よしっ、葵くん。一緒にデートしよう!」
急な慧さんの言葉にびっくりしてかたまる。
「へっ、デート????」
「そっ、元々今日はこの馬鹿と出かけるつもりだったんだけど朝早く起こされてうざいから葵くんも一緒に三人ででかけよう?」
「うざいって!ほんと悪かったって!!謝ったしお前が怒るから朝からあんなこと.....っ!!」
さぞかし大変なことをされたのだろう兄ちゃんの顔はどんどん赤くなっていく。
「はいはい。ほら、葵くんも着替えて!」
「え、あ、うん。」
