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腹黒ドS王子の愛する人

第10章 溢れる思い

急かされるまま服を着替えて準備をする。



「よし、じゃぁ行こうか。」




二人が俺を挟んで歩き出す。




何というか....







”やばい!あの人たち!”

”めっちゃかっこいい!”







目立ってしょうがない......








「二人とも、目立ちすぎ。」

「は?何言ってんだ葵。」






意味がわからないというように二人はどんどん歩いていく。






そんな二人を後ろから見守る。




隣にいるのが当たり前みたいな空気。


普通より少し近い距離。



信頼しきった顔。




「あ、みろよ慧!あの犬かわいい!」


「ガキだな。お前の方が可愛いよ。」

「はぁ!?なにいってんの!?ばかじゃん!!」


「照れんなよ。」





相変わらず仲がいいんだな、あの二人は。




お互い、大好きなんだろうな。







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