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腹黒ドS王子の愛する人

第10章 溢れる思い

慧さんに連れて来られたのは俺と兄ちゃんじゃ絶対に入らないようなおしゃれなお店。



さすが慧さん。センスがすごい。




「何買うの?」


「んー?桃史がさ腕時計壊したらしくて。新しく買うって言うからどうせなら俺のと一緒にすれば?って連れてきたんだ。」



「なるほど!」






すごい、ナチュラルに同じもの持たせようとするところが慧さんの上手いとこだ。




「葵くんにも何か買ってあげようか。」


「え!?いやいや!!!!大丈夫です!!」



「そう?」




そう言うと慧さんは近くにあったネックレスをとって俺にあてた。






「ほら、かっこいい。」





やばい、なんというか慧さんの色気が半端ない。



「け、慧さん。本当に大丈夫だから。」



このままじゃ緊張して....




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