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腹黒ドS王子の愛する人

第12章 両想い

「えっ、やっちょっと!!」





美和子さんがいるんじゃないのかよ!



「お前、美和子さんはっ....?」







「はっ....?」






何で美和子さんが出てくるんだというような顔で俺を見下ろす西条。




「お、お前美和子さんと付き合ってるんだろ....ならこんなことすんなよ。これ以上期待させんなっ....」





そう言った瞬間もう一度唇を奪われる。




「お前何か勘違いしてるぞ。」


そんな西条の言葉にムキになって返す。





「美和子さんに聞いたんだ!付き合ってるって....」







そのまま俺は顔をそらしてクッションに顔をうずめた。





西条はしばらく黙ると口を開いた。

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