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腹黒ドS王子の愛する人

第12章 両想い

「葵はその話きいてどう思ったんだ?」




「.....はっ?」





西条は俺の体を起こすと向き合うように膝の上に乗せた。




必然的に西条の顔を見つめる体制になる。




「どう思った?」





西条が俺の耳を噛む。



「んっ....やめろっ.....」



「言って?」





服の中を西条の手が滑ると、ぞくっとした感覚が俺の背中を駆け抜ける。






「嫌....だった......んっ!」




「それで?」




答えを急かすように西条の手はどんどん下へ滑る。



「美和子さんに..嫉妬した.....」




「ほんと可愛い....」






俺の体はもう一度ソファに倒され服をたくし上げられる。







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