腹黒ドS王子の愛する人
第19章 誕生日なのですが。
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「ん、22時....?」
「あぁ、腰平気か?」
目を覚ました俺に西条が水の入ったペットボトルを渡す。
「まだ....誕生日終わってないよな.....なんか言って....」
激しくだかれすぎて枯れた声のままそういえば西条が俺の頭を撫でて静かに微笑む。
「もう色々してもらったよ。」
「だめだって....何も成功してない...」
余りにも無理難題でなければなんとかして叶えてあげたい。
「俺にして欲しいことないの?」
「んー、じゃあ......ちゃんと普段から秋夜って呼んで。」
「へっ.....そんなんでいいのか?」
「おう。」