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「ひぅっ....」


俺の指が何処かをかすめれば、それだけで男を誘う甘い声が出る。



「あっ、そこだめっ....」



友喜の体を初めて暴いた時から、着実に育て上げた俺だけのもの。



服の上から可愛がってあげただけで、友喜はその肢体をしならせ一足先に絶頂へ至ったようだ。




「あれ？もういっちゃったの？」


「くっそ....!!」


悔しそうにこちらを睨むけど、涙目のせいで全く怖くないよ。




服に手をかけ、シャツのボタンを外してやるとそこに現れたのはさすが現役らしく鍛え上げられた肉体。




「うんうん、サボらずちゃんと筋力作りもしてるみたいだね。」


ツツーっと腹筋の溝をなぞってやると、一瞬にして友喜の体は赤く熱を持つ。



柔道一筋で、恋愛に関してはずっと疎かった友喜は付き合ってだいぶたった今でも、最初と同じウブな反応を返してくれる。




まぁ、俺もそれをわかって意地悪してるんだけど。