AAAの話部屋
第10章 Horizon
高校3年の夏
暑い教室で7人で残って喋っていた時
ふと感じた切なさに胸が苦しくなったことがあった
それは紛れもなく、この夏が終わればもうここには2度と、この7人の夏は2度と戻ってこない
という事実に基づいていた
隆弘はそれを感じたのか、私の肩に手を回して大丈夫とでも言うようにポンッと可愛らしく叩いた
7人は別々になると決まっていた訳ではない
でも、みんな分かっていた
それぞれ好きなことも、やることも違う人が集まってるから、別れるんだって
悲しい終わり方は嫌だった、
でも幼い私達には、悲しい終わり方にならない方法なんてものは、見つかるはずがなかった
そんなことを思いながら、過ごしているある日に
日高と秀太が喧嘩をした
その話題はやっぱり将来のことだった
秀太の母親はもともと身体が弱かったため、秀太が大学を諦めて、就職するという話だった
ずっと、大学に行きたがっていた秀太のことを思ってか、それを打ち明けられた日高が怒ったのだった
しゅ「なんで日高にそうなこと言われなきゃならねーんだよ!!!!!!!」
ひ「お前ずっと大学行きたがってただろーが!!!
途中で諦めんじゃねーよ!!この意気地なし!!!!!」
しゅ「はぁ!?お前何様だよ!!!ふざけんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!」
ち「もぅ、止めて!!!!!!!!!!!!」
千晃が泣きながら声を荒げた
ち「お願い........もぅ、やめようょ.......喧嘩はいゃ.................残り....少ないからぁ......仲良くしよ?......」
千晃の心の声だった
ずっと、不安だったんだって今更気づいて、
抱きしめた。
そうして次の日。
私と隆弘は話し始めた
暑い教室で7人で残って喋っていた時
ふと感じた切なさに胸が苦しくなったことがあった
それは紛れもなく、この夏が終わればもうここには2度と、この7人の夏は2度と戻ってこない
という事実に基づいていた
隆弘はそれを感じたのか、私の肩に手を回して大丈夫とでも言うようにポンッと可愛らしく叩いた
7人は別々になると決まっていた訳ではない
でも、みんな分かっていた
それぞれ好きなことも、やることも違う人が集まってるから、別れるんだって
悲しい終わり方は嫌だった、
でも幼い私達には、悲しい終わり方にならない方法なんてものは、見つかるはずがなかった
そんなことを思いながら、過ごしているある日に
日高と秀太が喧嘩をした
その話題はやっぱり将来のことだった
秀太の母親はもともと身体が弱かったため、秀太が大学を諦めて、就職するという話だった
ずっと、大学に行きたがっていた秀太のことを思ってか、それを打ち明けられた日高が怒ったのだった
しゅ「なんで日高にそうなこと言われなきゃならねーんだよ!!!!!!!」
ひ「お前ずっと大学行きたがってただろーが!!!
途中で諦めんじゃねーよ!!この意気地なし!!!!!」
しゅ「はぁ!?お前何様だよ!!!ふざけんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!」
ち「もぅ、止めて!!!!!!!!!!!!」
千晃が泣きながら声を荒げた
ち「お願い........もぅ、やめようょ.......喧嘩はいゃ.................残り....少ないからぁ......仲良くしよ?......」
千晃の心の声だった
ずっと、不安だったんだって今更気づいて、
抱きしめた。
そうして次の日。
私と隆弘は話し始めた