AAAの話部屋
第2章 Lover
今日は皆んなでハワイの撮影だった
1日目が終わって、疲れたのもあって少しだけ眠ってしまった
まだ、昼に塗った日焼け止めの匂いが私の周りを漂っていた
泊りのホテルにはベランダがついていて、出るとビーチが少し薄暗く見えた
「寂しい」
私は一言つぶやいた
本当に寂しくて、それはきっと昼とは違う雰囲気のせいだと
..........思っていた
コンコン
そうなったドアを開けようとする
あいつかも、と期待してしまう
「千晃ー。」
案の定あいつで私は口が緩くなる
ドアを開けると、中に入られて抱きしめられる
その匂いが、その声が、私を安心させる
「待ってたでしょ?」
笑って言うあいつに少しムッとして
そんなことない と可愛くないことを言う
耳元で ”嘘つき” と囁かれ、顔が火照る
そっとキスをされ、
「俺は寂しかった。早く千晃に会いたかった」
私も と心の中で言う
「あ、そういえばさLover ってさ俺たちの曲みたいだね」
「え?そうかな?」
そんなことを言われて嬉しくて、でも素直になれない私は考えてもいないことを言ってしまう
いつか、言えるといいな
本当の心を
いつか、言えるといいな
好きって言葉を
きっとそれは、明日でも明後日でもない
遠い未来なのかもしれないけど
1日目が終わって、疲れたのもあって少しだけ眠ってしまった
まだ、昼に塗った日焼け止めの匂いが私の周りを漂っていた
泊りのホテルにはベランダがついていて、出るとビーチが少し薄暗く見えた
「寂しい」
私は一言つぶやいた
本当に寂しくて、それはきっと昼とは違う雰囲気のせいだと
..........思っていた
コンコン
そうなったドアを開けようとする
あいつかも、と期待してしまう
「千晃ー。」
案の定あいつで私は口が緩くなる
ドアを開けると、中に入られて抱きしめられる
その匂いが、その声が、私を安心させる
「待ってたでしょ?」
笑って言うあいつに少しムッとして
そんなことない と可愛くないことを言う
耳元で ”嘘つき” と囁かれ、顔が火照る
そっとキスをされ、
「俺は寂しかった。早く千晃に会いたかった」
私も と心の中で言う
「あ、そういえばさLover ってさ俺たちの曲みたいだね」
「え?そうかな?」
そんなことを言われて嬉しくて、でも素直になれない私は考えてもいないことを言ってしまう
いつか、言えるといいな
本当の心を
いつか、言えるといいな
好きって言葉を
きっとそれは、明日でも明後日でもない
遠い未来なのかもしれないけど