あなたに精力うばわれちゃいます!
第4章 一意奮闘
「自分から承諾したくせに、さっきから肩が震えてるぞ。」
「え?うそ……」
自分の中では平気だと思っていた。
だけど、違ったようだ。
意識を自身の身体に集中させてみると、確かに肩が小刻みに震えていた。
私が私の事に気付かないなんて…。
「わたし、私…は……」
今更になって怖くなってくる。
今までの非現実的な快感のせいで理性が働かなかったのだ。
こうして改めて正気に戻って、正常な感覚が取り戻される。しかし、溜め込んだ後の恐怖は私の身体にとっては苦であった。
小刻みに震える。止まらない。
「…そうやって怖がられると、俺の方もヤる気が失せる。どうしても過去の事が思い浮かんでな」
…そうか。
朝霧くんのお姉さんとお父さんも、今の状況だったのかもしれない。
そう考えている朝霧くんの気持ちになってみると、確かに……。
「お前も、性行為は好きな奴としたいと思ってるだろ」
「…。……うん」
「……。」
溜め込んだ後、自身の意見を押し通した。
その返答に、当たり前かとでも言うように大きなため息をつく朝霧くん。
サッと立ち上がってすぐに私に背を向け、部屋を足早に去って行く。
一瞬見えた朝霧くんのアソコは、先程の膨れ上がったものとは見間違える程には萎んでいた。
「え?うそ……」
自分の中では平気だと思っていた。
だけど、違ったようだ。
意識を自身の身体に集中させてみると、確かに肩が小刻みに震えていた。
私が私の事に気付かないなんて…。
「わたし、私…は……」
今更になって怖くなってくる。
今までの非現実的な快感のせいで理性が働かなかったのだ。
こうして改めて正気に戻って、正常な感覚が取り戻される。しかし、溜め込んだ後の恐怖は私の身体にとっては苦であった。
小刻みに震える。止まらない。
「…そうやって怖がられると、俺の方もヤる気が失せる。どうしても過去の事が思い浮かんでな」
…そうか。
朝霧くんのお姉さんとお父さんも、今の状況だったのかもしれない。
そう考えている朝霧くんの気持ちになってみると、確かに……。
「お前も、性行為は好きな奴としたいと思ってるだろ」
「…。……うん」
「……。」
溜め込んだ後、自身の意見を押し通した。
その返答に、当たり前かとでも言うように大きなため息をつく朝霧くん。
サッと立ち上がってすぐに私に背を向け、部屋を足早に去って行く。
一瞬見えた朝霧くんのアソコは、先程の膨れ上がったものとは見間違える程には萎んでいた。