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☆幻想窓☆

第3章 某国の姫さん

レンガの壁から少し顔を出す。 

特に何もなく草原が広がるだけの
フィールド。

帰ろうか帰らないかの選択肢で
迷っている最中デス…

壁に張りついていると

後ろからふわっと抱きしめられた感覚があった…

ギュッ…

「えっ…な、なに?」

あたたかい…
縛られたような感覚…
この感覚は…

「テル様、執事のホルです」
耳元で甘くささやいた。

「え…ホル…なんでいるのよ…
つか離してくれ!」
 
ホルだいきらいっ

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