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蒼い月

第3章 蒼い月を見てしまった

やがてサイレンの音が俺に近づき大勢の声と手は俺から離れた


「京子… 灯… 」


ストレッチャーに縛り付けられた俺は病院で


麻酔にかけられるまで呼び続けた


その時の俺にはそれしか出来なかったんだ

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