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蒼い月

第3章 蒼い月を見てしまった

俺は声のする方へ走ろうとして転んだ


そして大勢の声が俺を押さえ付けて


俺は声しか出せなかったんだ


俺は


血の涙を流しながら叫び続ける事しか出来なかった

さっきまで声のしてたのに

車の焼ける音と熱気しかわからない

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