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ペットではなく家族です。

第3章 花子の場合



颯太「夢だったのかな…」

花子「?」

颯太「そうだな、夢だよな、夢」

花子「クゥン」

颯太「散歩行くか」

花子「ワンッ」

颯太「わかった、わかったから落ち着け
って」

花子「ワンッワンッ」

颯太「今行っ…」


花子に急かされ
ベッドから飛び起きた颯太

だけどその時、颯太は気づいてしまった
敷布団のシーツに付いた
薄赤色のシミに


颯太「…まさか」

花子「ワンッワンッ」

颯太「夢、じゃ…なかっ…た」

花子「ワンッ」





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