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友恋

第8章 高鳴り






「でもなんでそんなに蓮と張り合う?んですか…あ、いや、張り合うの?」


「んー、良き友でもあり、気づいたらライバルだったからかな。」





…昨日の敵は今日の友、みたいなことなのだろうか。





「なんだその顔。」


クシャッと私の髪をいじると、たっくんは満足そうに笑った。



ドクンッ


今日たっくんの笑顔に、行動に、何度も心臓が反応してる。





“どうして?”


どうしてだろう…



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