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友恋

第10章 ナミダ







「あれ?そういえば優姫って来週から図書の当番回ってくるんじゃない?」


「あっ、もう私か。ってなると名簿取りに行かなきゃ。」


今週の担当はたっくんだったからまだ取りに行きやすい。



「まだ休み時間残ってるし、行ってきたら?私トイレ行きたいから、教室でまた会おう?」


「わかった。じゃぁあとでね。」





























2年生の校舎って初めて来たけど、やっぱ綺麗だな。



1つ学年が違うだけで大人に見えるし。


そして1年に向けられるこのチラチラ視線がなんとも言えない痛さね。



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