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友恋

第6章 表情





「映画付き合ってもらったし、ゆう何か見たいのあれば付き合うよ?」


悠樹がショッピングモールの地図案内を見ながら言った。



「プレゼント探したい…な。」


「プレゼント?」



「楓の誕生日プレゼント。」


楓の誕生日が近いと最近知った私は、何か贈りたいと思っていた。



「…そっか。」



ポンッ


「な、なに?」



悠樹が私の頭に手を乗せながら柔らかい微笑みを見せる。


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