テキストサイズ

友恋

第6章 表情






「いや、何でもない。…プレゼントは何にするか決めてるの?」


私の頭から手を離し、悠樹が尋ねる。



「うん。筆箱にしようかなって。私が使ってる動物の形した筆箱よく可愛いって言ってるから、そういう感じの探したいなって。」


「筆箱か。じゃぁ雑貨だから…5階に行ってみようか。」



私達は5階へと向かった。





















「おお、これなんか良いんじゃね。」


「なにそれ、趣味悪っ。」


普通、女の子へのプレゼントにリアリティあるトカゲの筆箱チョイスします?

ってかよくトカゲの筆箱なんて売ってるな。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ