
制服の魔法
第47章 初めての家
――――12時
ごちそうも食べたし、あとは寝るだけか
『ふぁ…ん、眠い』
「今夜は三人で寝んだかんな?それと、輝の隣はダメだ」
『なんで蓮くんがきめるの?』
「うるせぇ…///俺の隣で寝たことねぇから、寝かせてやるって意味だ。」
「あっ、いたいた。先にいかないでっていったのに!…なに話してたの?」
ワインレッドの長い廊下を、歩きながらしゃべる
「寝る場所の話だ」
「で、どうなったの?」
「俺が真ん中で、夏目は輝の反対側だ。」
『ちょっ……!』
「駄目だよ蓮。俺にだって主張する権利はあるんだから。」
「こいつは俺のもんだぞ?」
『なっ……///』
