
制服の魔法
第12章 どうして…
「よおっ!夏目」
「なぜ来るんだよ。」
お風呂にはもう先客がいた
『蓮くん、織人くん…』
浴槽に浸かって、こっちをみる
バスタオル巻いてきてよかったー…
「いこ夏目?」
手をとられ浴槽に引っ張り込まれる
−−−バシャーン
「水が飛ぶ…」
顔を拭きながら睨む織人くん
『エホッ…ごめんなさい…』
「で、何できたの?」
あっそうだ。
私の中からださなくちゃ
お湯から出て、シャワーを手に取り掻き出す
『見ないでくださいよっ!』
「チッ。掻き出すとこなんか滅多に見れねぇのに」
そ…そんなこと言われたって
早く掻き出そう。
