テキストサイズ

甘く、苦く

第1章 天然

相葉side
俺は、相葉 雅紀!元気な高校1年生!!
「みんなおはよー!」
翔ちゃんと潤、和、そして大ちゃんにあいさつする、
「朝からうるさいよ、このあいばか!」
「こら、和そーゆーこと言わないの!」
翔ちゃんにポカッと頭をはたかれる和
俺は、この仲間が大好き!
なんてったって中学からずーっと一緒だからね。

「あいばかー、潤、お昼食べよー。翔ちゃんと大ちゃんが待ってるよー!」
「あいばかってゆーな!ばかじゃないし!」
「二人ともケンカしてないでいくぞ!」
潤に怒られてとぼとぼと歩く。
あーあ、怒られちゃった。
「あいばかのウィンナーもーらい。」
「おいっ!!とんなよー!俺の昼ごはん!!」
俺は、和から唐揚げをとった。
「お前ら行儀悪いぞ!」
翔ちゃんに怒られた。
大ちゃんはゲラゲラ笑っている。
「腹っいて、、あっはっはっ!!」
なんて、、、笑っている。
お昼ご飯、楽しかったなぁ、、

「あいばか、大ちゃんが呼んでるよー?
早くいきなよ、日直変わってあげるから、、」
「あっ、ありがとう!いってくるね?」
「おーよ」
和にお礼をいってから2年教室へ向かった。

「おーちゃん??来たよー!!」
「あっ、相葉くん。来てくれたんだ。
話したいことあってさ、時間いいかな?」
話したいことってなんだろう?
「まぁ、座ってよ。」
大ちゃんはいつになく真剣な顔つき
そんなに深刻なこと?
ふぅ、と一呼吸おいてから大ちゃんが
「俺と、、付き合ってくれないかな?」
突き合う?付き合う?付き合う!!!????
「えっ?!ちょっと待って、えー、と、
それは、俺のことが好き、、、みたいな?こと??」
「うん。相葉くんのことかわいいなって思う。
返事は急がないで、、いつでもいいから。相葉くんのタイミングで教えて、、ね?」
大ちゃんが俺を好き?恋愛的な意味で?
急に友達から恋人って難しくない?どうなんだろう。

「和?今いい?あのさ、俺、、」
「大ちゃんに告白されたんでしょ?」
「えっ?!なんでしってんの?!」
「え、だってさ、あの行動からしてわかるでしょ!
気付いてないの多分相葉くんだけだよ!」
俺だけ?マジか、、
「あと一応確認ね、俺と潤が付き合ってること、知ってた?」
「知りませんでした。」
「あっそ、じゃあまた明日。」
和は一方的に電話を切った。
どうしよう。マジでわかんないよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ