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甘く、苦く

第5章 にのあい【 大好きって伝えたい 】

二宮side
「わー!ニノの家きれーい!!」
ばふっとソファーに倒れる相葉さん。

ふふっ、、
かわいい。食べちゃいたい。
でも、急にがっつくのは嫌われるよね。

「相葉さん、なんか飲むー?」
「うーんと、、最初は炭酸がいい!」
きらきらした瞳をこっちへ向ける 。

「はいっ、どーぞ、、」
「わぁーい!コーラだぁー!」
大はしゃぎしてる相葉さん。
やっぱりかわいいなぁ、、、

「ニノー!ビール飲も???」
「うん、いいよ。飲もっか。」
カチャンとグラスが音をたてる。

「ニノー、お疲れさまー!」
トクトクと音をたててビールがグラスにはいってくる。
「相葉さん、お疲れさま。」
俺も相葉さんにビールをついだ。

「ぷはーっ!おいしー!!」
ちょっと顔が赤くなっている相葉さん。
もう酔い始めたかな?
「ニノー、もう一本あけよー?」
「えー、、、明日休みだからってそんなに飲んだら
二日酔いするよ?」
いいのー、とへらへら笑う相葉さん。
「はいっ、俺もう飲まないから。飲みすぎた、、、」
ちょっとね、、これから襲いたいから、、、
少しぐらい意識をはっきりさせておかないと。

「うぇっ、、飲みすぎたぁ、、、」
「ほらっ!言ったじゃないですかぁ!」
こうなると思ったからとめておいたのに、、、まったく、、

「ニノー、俺ってさ、、、まさか抱かれる側?」
急に聞かれてぶはっと吹き出してしまった。
「げほっ、げほっ、、、急になに聞くんですかぁ!!
相葉さんは、、、どっちがいいんですか?俺は、、どっちでも、、」
相葉さんと繋がれるならどっちでもいい。
できれば抱きたいけどね(笑)

「俺は、、、ニノがしたいようにしてくれればいいよ?」
にこっと相葉さんが笑う。
あら、かわいいこと(笑)

「じゃあさ、今から襲ってもいいですか?」
「んふふ、いいよ、ニノ。」
俺は相葉さんにチュッとキスをおとした。

俺たちの夜は甘く、長かった。



ーー終わりーー

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