
甘く、苦く
第62章 大宮【素直に】
二宮side
倦怠期、か。
ちょっと考えてみたけど
思い当たる節なんて
ないんだよな…
「…ニノー?」
「あ、相葉さん。」
「…どうしたの?
なんか、疲れてる?」
「や、考え事してただけ。」
翔さんにも
相談に乗ってもらったけど
相葉さんにも、一応。
「リーダーの変わったとこ?
えー、そんなのあるかなぁ
あ、でも
この前…」
「なに!?」
相葉さんが顔近いよーって
ケラケラ笑ってる
「ほら、この前。
松潤の映画、撮り終わったじゃん。
そのとき飲みに行ったじゃん?5人で
そのときにね、
リーダー隣にいたんだけど」
あぁ、あのときか。
「最近ニノが変わった、って
言ってたよ?」
「へ?」
変わった?
俺が…?
いや、変わったのは
どう考えてもあの人なんだけど…
「…うん。
なんかさ、素直になってくれないって
言ってたかなぁ。
二ノ、ほんとに素直じゃ
ないもんねぇ〜🎵」
なんて、楽しそうに
言う目の前のコイツ。
…いや、でもあの人のこと
ちゃんと見てる…つもりだし。
「ウソだ…」
「…その気持ちも
わかるよ。
あーあ、翔ちゃんと
どっか行きたいなぁ…」
ぷくーっと
頬を膨らませて
俺に微笑みかける相葉さん。
倦怠期、か。
ちょっと考えてみたけど
思い当たる節なんて
ないんだよな…
「…ニノー?」
「あ、相葉さん。」
「…どうしたの?
なんか、疲れてる?」
「や、考え事してただけ。」
翔さんにも
相談に乗ってもらったけど
相葉さんにも、一応。
「リーダーの変わったとこ?
えー、そんなのあるかなぁ
あ、でも
この前…」
「なに!?」
相葉さんが顔近いよーって
ケラケラ笑ってる
「ほら、この前。
松潤の映画、撮り終わったじゃん。
そのとき飲みに行ったじゃん?5人で
そのときにね、
リーダー隣にいたんだけど」
あぁ、あのときか。
「最近ニノが変わった、って
言ってたよ?」
「へ?」
変わった?
俺が…?
いや、変わったのは
どう考えてもあの人なんだけど…
「…うん。
なんかさ、素直になってくれないって
言ってたかなぁ。
二ノ、ほんとに素直じゃ
ないもんねぇ〜🎵」
なんて、楽しそうに
言う目の前のコイツ。
…いや、でもあの人のこと
ちゃんと見てる…つもりだし。
「ウソだ…」
「…その気持ちも
わかるよ。
あーあ、翔ちゃんと
どっか行きたいなぁ…」
ぷくーっと
頬を膨らませて
俺に微笑みかける相葉さん。
