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∞Love sick be in love∞

第2章 oh my lover!

「いやいや、やって。ライブ中とか普通にみんな触ってるやん」
「それとこれは別やねん。僕が嫌やったから、アカンの!」

なんだ、その理不尽な理由。
結局、気分の問題じゃないか。
あんなにビビってた俺にも、そんな理不尽なヤスにも、イライラする。

「あんなみっじかいパンツ履いて!」
「あれは、やって!衣装として用意されてたから!それに触られたんも、俺が嫌やったから、とかそんなん分かるか!」

怒り口調の俺の声に、ヤスの声音と顔が、泣く時のそれになっていった。

「しゃーないやん!嫌やってんもん!すばるは僕のやもん!」

あぁ、もう。
俺はヤスの涙に弱いんだよ・・・・・。

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