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しょさんの片想い

第1章 無自覚の日々

俺がそのことを最初に自覚したのは、本当に突然だった。

リビングで夜景を眺めながら酒を飲んでいたとき、俺はハッとした。

「え、、嘘、だろ、、」

俺のひとりごとは、誰にも届かない。
その声は広いリビングに吸い込まれて消えた。

「俺、、
俺、、まさか、、」

もしも、自分が、そうだとしたら。

誰にも打ち明けられない、、
自分ひとりで、抱えるしかない、、



おしよせる不安に、夜の街がぼやけた。

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