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秘密

第4章 出会い

長「お前らも後から来い」

大「あの…どこに?」

長「スタジオ、来い、全員連れてだ、わかったな?」

大「はい」

そう言うと大ちゃんは部屋を出て嵐のメンバーの元へ行った

スタジオ…?

「ルナ、行くぞ」

長瀬くんはルナの手首をつかんで走り始めた
ルナは必死について行った
だって走らなかったら転ぶじゃん
確実に

そのまま長瀬くんの車に乗せられて
いつもCD収録するスタジオについた

なぜかそこにはルナの楽器たちがあって
キーボード、アコギ、エレキ、ドラム…
ほとんどがそこにあった

「さとしくん…これ…」

「なんでもいい、いまの気持ち歌にしろ、いつも通りでいいから」

いつもどおり…確かにいつも前から歌詞なんてつけてない
そのとき浮かんだ言葉を歌にする
そのときの気持ちを歌に…

何分が経っただろう

ガチャッとドアが開くと嵐がいた

長「おぉきたか」

大「遅くなってすいません…」

長「いいからこっちはいるぞ」

嵐「はい」

そう言って入ったのは歌う人以外が入るところ
まぁ音入れたり編集したり…みたな?

いつもはマネージャーの大輝くんが入ってくれてる

そこに長瀬くんと嵐…

長瀬くんはねたまに来てくれるから違和感ないけど
嵐は……

長「ルナ、緊張しないで、いまの気持ち、歌にしてみろ」

マイク越しに聞こえる長瀬くんの声

ルナもマイクに向かって「うん」って

いまの気持ち…
パパ…

これだパパにもらった曲そのまま使おう
ルナの気持ちも入れて…

「いくよ」

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