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秘密

第22章 再出発


やっと言えた
本当の気持ち

ファンとしてじゃなくて
恋愛的にもう好き

今まで恋なんてしたことなかったけど
大ちゃんに会うたび心臓がうるさくて
嬉しくて癒されて

これが【好き】ってことなんだって気づいた



だけど相手はアイドルでそれも国民的な

付き合えるなんて思ってないし
これからもそばにいれたらいいって思う



「大ちゃん…これからもずっと一緒…?」

大ちゃんの胸に問えば

「うん…もうずっとだよ…」



幸せでいっぱい


もう何分抱き合ってたか分からない
ただひたすら大ちゃんの温もりに抱かれていた

ゆっくりと引き剥がされれば

大「明日、紅白、見ててね、俺、頑張るから」

「うん!見るよ」

大「そろそろ行こっか」

「うん」


2人で楽屋を出て駐車場に向かう

「じゃあね、ルナ」

「バイバイ、大ちゃん」


2人で微笑みあった

大ちゃんはさっくんに頭をさげると行ってしまった



思わず笑みがこぼれる

「おかえりなさいませ」

「うん」



今日という1日がすごく輝いた日になった


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