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秘密

第23章 誰の

※大野side

俺らはマッチさんの仏壇にお線香をあげた

そして正座して座った

今まで何度かルナの家には来てたけど
ここに来るのは初めてだ


「ごめんなさい…俺、ルナ守れませんでした…たくさん傷つけてしまいました…」


櫻「でも!今はちゃんと笑えてます。」

ニ「ルナは1人じゃありません。俺らがいます」

相「ちゃんと守ります。」

松「俺ら頑張ります」




俺は自分が情けなかった

みんなは常に前を向いていた
過去をひたすらに気にしている俺とは違う

いつみんなそんなに強くなったのさ



『大野、お前に任せたよ』

「え?」



周りを見渡してもメンバーしかいない

俺の声に驚いたのか俺のことを見ている



「いや、なんでもない」



マッチさんの声に似てたような…
そんなわけな……くもない

でもなんで嵐じゃなくて俺に?




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