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秘密

第24章 再

※大野side

俺は生まれたままの状態で俯いているルナに俺が着ていたパーカーをかけた

「ごめん…ごめん…」



これだけじゃ許されないって分かってるのに
それしかいうことができなかった

今すぐ抱きしめたい
でも今の俺にそんなことする資格はないんだ

助けることもできず
犯され続けてるルナに欲情した


俺は最低だ


ニ「ルナ……」


ニノはルナの目の前に座り込んで顔を覗いていた

ルナの目から流れる涙を手で拭い「怖かったね」って


ニ「助けられなくてごめん…酷い目にあわせてごめん…」


ル「……」

ルナは首を振るだけだった

ニ「俺を憎んでいいから、何もできなかった俺を…」



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