テキストサイズ

秘密

第26章 伝

※大野side


ずっとニノが怖いと思ってた
だって俺の考えてること分かるんだもん


でもきっとそれは読取ってるんじゃなくて
ニノも同じこと考えてたってこと

額を合わせて笑いながらそんな幸せを感じていた


笑いが止みお互い「…はぁ」って溜息をつく
こんな時まで一緒かw

俺はニノの頬に手を添えて
「お前俺から離れんなよ」

ってちょっとかっこつけて言ったら


「大野さんも俺から離れないでくださいね」

って


「あぁ…離さねぇよ」

「んふふw」


ニノもんふふって笑う
みんな同じだ


「あの、提案なんですけど」

「ん?」

「ルナが大野さん家に泊まる時俺もいっていいっすか?」

「いいよ。でもちゃんと来てね、ここには来ないから」

「っwわかってますよ」



また楽しみが増えた
ルナが泊まりに来てくれるだけで嬉しいのに
さらにニノが来る

あとでルナにLINEしておこう


1ヶ月後が待ち遠しい



ストーリーメニュー

TOPTOPへ