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秘密

第28章 悩

※櫻井side



俺らの仕事が後半に向かっている頃

相「ルナどうしてるかな〜」

松「歌ってるんじゃないすか?」

相「俺と松潤だけ妙にルナに会う時間少なくない?」

松「日にち会いませんもんね〜」



こんな会話を耳にした

俺は当たり前のように新聞を読んで
スマホいじっての繰り返し

智くんは釣りの雑誌読んでてニノはゲーム


完全に暇になってしまった相葉くんと松潤が
2人で話してるってわけ

確かにそうなんだよ
智くんは俺とニノよりも会ってて
ニノは俺より

プライベートでルナと2人きりなんてないし
相葉くんと松潤が言うように日にちが合わない


俺だってお泊まり参加したいけど
zeroの勉強サボるなんて出来ないし


再び視線を新聞に戻して耳は2人の会話に傾ける

相「1日まるまるじゃなくてもさ、午後だけとかどう?」


松「いいっすね、誘ってみますか〜」

相「家もいいけどちょうど俺らアウトドア派だし、どっか連れて行ってあげる?ルナが行ったことないところとか…」

松「遊園地とかはバレた時のこと考えるとお互い困りますしねぇ。」

相「カラオケとか!どう?」

松「ありっすね」

相「じゃあそうしよっか!誘ってみよ!」




え、待って
それ俺も行きたい…

ルナが他の人の歌歌うの聞いたことないし

ってか俺もアウトドア派なんですけど




相「ねぇ…しょーちゃん…」

2人の方に目をやると相葉くんが小さい声で言ってくる

盗み聞きしてたのばれたか?
って思ったけどそんなはずもなく


相「ルナと松潤とカラオケ行こうって話してたんだけど」

よっしゃぁぁ
きた!
きた!

相「なんかいいとこ知らない?」

えぇぇぇ
そっち?
俺連れて行ってくれないの…??

「え、あぁ、知ってるよ」

嘘をつけない俺…あぁバカだ俺

相「教えてくれない?」

「いいよ」

松「翔くんも一緒にどうですか?」

おっと!
ナイス松潤

「…いいの?」

ここはあえて引き気味で

相「翔ちゃんが良ければ」

「行かせてもらいます」


松「じゃあ4人でいきましょう」



これで俺らは智くんとニノに内緒で
ルナとカラオケに行くことになった






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