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秘密

第15章 頼

※大野side

次の日の日もその次の日もルナはテレビ局にいなくて
なかなか会う機会がなかった

やっと合ったのはあの日から1週間後

俺らはルナの楽屋に行ってみた
でもいなくて
また出直そうってなってやっと行けたのが夜7時

再び楽屋を訪れると鍵は開いていたものの
荷物などはすべて無くて
もう帰ったんだって思った

櫻「帰る?」

翔ちゃんがそう言った時に俺のケータイが鳴った
でも登録してない人の番号でちょっと怪しく思ったけど
電話に出てみた

「もしもし」

「もしもし、大野様ですか?」

「あ、さっくん。はい、大野です。どうかしましたか?」

「ルナ様がなかなか戻られない上、電話かけてみても出てくれなくて、嵐様とご一緒なのかと思ったのですが…違うみたいですね」

嫌な予感がした

「実は今ルナの楽屋に来ているんですけど荷物が無くて…こっちで探してみます」

「お手数おかけします」

「はい、では」

電話を切るとメンバーに話の内容を説明した
何があったんだろう
俺らは手分けしてテレビ局を駆け回った

それでもいなくてとりあえず連絡を取り合って
またメンバーと合流した

ニ「どこ行ったんですかね……」

相「あ、あれ…」

相葉ちゃんが指差す先には倒れている1人の人が
それは紛れも無くルナだった

「ルナ!!!!」

ルナの元へ駆け顔を見ると目をつぶってた
息はしているから気を失っているのかな
でもなんでこんなところで

俺は急いでさっくんに電話した
ルナが見つかったこと、倒れていたこと
全てを話した

松潤がルナをおんぶするとそのまま走ってさっくんのいる車に向かった

「ルナ様!!嵐様ありがとうございました。このまま病院に連れて行きます。皆様はどうなさいますか?」

みんなさっきまでの撮影が今日のラストだったから
荷物持って後でいきます
と伝えて車を見送った

俺らは急いで荷物をまとめ松潤の車と相葉ちゃんの車でルナのいる病院に向かった


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