
腹黒ドS王子の愛する人Another
第3章 朔弥 × 元 の場合
結局その後、色々と雑談をしながら酒を飲み、夜もそこそこいい時間になって別れた。酔い潰れた葵をどうしようかと思っていたら、どうやら寺石が西条秋夜を呼び出したらしい。
なんでも知り合った後に連絡先を交換したとか。この社交性は見習うべきだな。あいつと仲良くなるのは死んでも無理だけど。
「じゃあ俺も帰るわ。」
「あ、先輩待ってください。」
帰り際、呼び止められ振り向くとそこには寺石のドアップ。え、なに!?
思わず目をつぶれば、首筋を撫でるように寺石の手が滑った。な、に、そのやらしい手つき!!!
「....ゴミ、ついてましたよ?」
パッと距離を置き、いつもの笑顔を見せる天使だが俺の顔はきっと真っ赤にちがいない。夜でよかった!!!
「あ、あぁっじゃーな!!」
俺は勢いよく振り向いて一目散に家へとかけた。
「なかせてぇ....」
後ろで悪魔が笑っているとは知らずに。
なんでも知り合った後に連絡先を交換したとか。この社交性は見習うべきだな。あいつと仲良くなるのは死んでも無理だけど。
「じゃあ俺も帰るわ。」
「あ、先輩待ってください。」
帰り際、呼び止められ振り向くとそこには寺石のドアップ。え、なに!?
思わず目をつぶれば、首筋を撫でるように寺石の手が滑った。な、に、そのやらしい手つき!!!
「....ゴミ、ついてましたよ?」
パッと距離を置き、いつもの笑顔を見せる天使だが俺の顔はきっと真っ赤にちがいない。夜でよかった!!!
「あ、あぁっじゃーな!!」
俺は勢いよく振り向いて一目散に家へとかけた。
「なかせてぇ....」
後ろで悪魔が笑っているとは知らずに。
