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過激BL短編集

第13章 王子様はキャラ作りが大変なの(´;ω;`)

「全部忘れて気持ちよくなって。斗亜王子じゃなくて、斗亜。今はただの変態ドMだから」

変態、ドM。言葉に反応して腰が動く。

「そんなに腰動かして、自分ですれば?ほら、動きなよ」


類が俺のものを強めに握る。
それだけで俺は気持ちよくなってしまう。

慣れない腰使いで腰を振る。

「そんなゆっくりで気持ちよくなれるの?」
「なれない…けどっ…上手く…動かせない」

それでも声が時々裏返るし、息が荒くなるし、うまく話せない。
自分で腰を動かす、焦らされるようなシチュエーションに興奮してしまう。


「類…動かしてっ…もっと…気持ちよくしてっ…」

「じゃあ立って」
素直に言われたとおりにする。

「俺が後ろから、シコシコしてあげる。ちゃんとイカせてあげる。でもしゃがんだら、イクのはお預け。ちゃんと立ってれるかな?」

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