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片思い

第2章 中学生

ちょっと可愛い後輩君。付き合うって言っても、話したり交換日記を書くくらいだし、OKの返事をした。

お互い部活も真面目に打ち込んでいたし、他愛ない愚痴を日記に書いたり…それなりに楽しく過ごしていた。


新しい学年になっても日記は続き、部活のない日は後輩君と私、それから最初に後輩君を紹介してくれた男子の3人で過ごす時間が増えていった。


照れ屋な後輩君が彼を連れてくるのだった。


特に違和感もなく、3人仲良し!!て感じだった。


そんなある時、クラスメイトの彼が私を避けるようになった。


「私、何かした?」

「いや…あいつの気持ち知ってるのに…やっぱいつも3人でっておかしくない?」

「別にいいじゃん。3人の方が楽しいし。」

「やっぱダメだよ。」

彼が走り去る。


チクリと胸が痛む。なぜだかわからないが…。

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