一カラ始めよう
第4章 スーパーデレタイム
カラ松「 おそ松兄さん… 」
おそ松「 んー、なんだ 」
カラ松「 俺はみんなに必要とされているだろうか 」
おそ松「 当たり前だ、今更なんでそんなこと? 」
カラ松「 たまに思うんだ…、俺がいなくても成立してゆくのではないかと 」
カラ松は小刻みに俺の腕の中で震えながら、しがみつく力を強める。
カラ松「 おそ松の隣に並ぶ資格なんてないのではないかと… 」
おそ松「 馬鹿、お前がいなくちゃやっていけねぇよ、みんなだってそうだ、お前に冷たくあたっちゃいるがあいつらなりの愛情表現だろ 」
カラ松はたまにこんなことを言う。
自分は存在してもいいのかと、俺に問うのだ。
でもまあ、俺が答える事でこいつが安心するならいくらでも答え続けるぞ、俺は。