一カラ始めよう
第6章 俺の先生 ※保バス
一松「 ふぅ…今日は誰も来ないな………、煙草でも吸うかな… 」
カラ松「 先生、遊びに来てやったぜ 」
俺はカラ松、静寂と孤独…を好きになる前の段階だ、みんなとワイワイ騒ぐのが大好きな高3。
俺はバスケ部に所属しているのだが、そろそろ引退の時期になった。
一応レギュラーなこともあって練習はほんっときつい。
でも俺は怪我をするほど頑張れるんだ。
それは、怪我をしたら一松先生に会えるからなんだぜ。
一松「 あ…?またお前か…俺はこれから煙草吸うんだから帰れ 」
カラ松「 そんなつれないこと言うなよ〜、黙っといてやるからさ 」
一松「 けっ…お前なんぞになんで従わなきゃいけないんだよ…死ね 」
カラ松「 なんで!? 」
ガララララッ
トド子「 せんせぇ〜… 」
一松「 ……なんだ、体調でも悪いのか? 」
先生は火をつけたばかりの煙草を消し、煙臭いのを払う仕草をして女の子に近付く。
この女の子、トド子は身体が弱い(?)らしく、よく保健室に来る。
まあ、ホントに体調悪いかは俺には分からないし、決定的な証拠もないけど、一松先生目当てできてるような気がしてならない。
…俺も一松先生目当てだけど…。
だからこそわかるってゆうか…ね。