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キョウダイ

第16章 流されてゆく思い







その瞬間腰を小刻みに動かしている。






ズルっ、ズルっ、ズルっ……。






「あぁっ……!」






柊斗のがあたしのクリトリスと入口付近を往復する。






痺れるような刺激を与えられ、悲鳴のような喘ぎ声をあげてしまう。






「やぁっ!それ、だめっ!……!」






ビクン、ビクン、体が快感で痙攣している。






信じらんないほどの快感が全身を襲う。






思わず口を押さえてのけ反る。






「あぁっ〜!」






「もう、いっちゃうの?」






ズルっ、ズンっ。





滑るように、あたしの中に柊斗のモノがはいる。





それを飲み込むように深く腰を落として。





くわえこんでしまう。






ビクン、ビクン。






体が痙攣したままの状態で、いってるのに、さらにいってるの?





快感で頭が真っ白になる。






喘ぎ声をあげ、悶えながらも、自然と腰を振ってるあたしがいた。





気持ち良くって。






もっと、もっと……。






「……は、すごい葵ちゃんの……、キュンキュンなってる……気持ちいい、このまま、ずっといたい……」






掠れた甘い声で、あたしの胸をあそこを絶え間なく刺激され続ける。





そんなことされたら……。






気持ち良くって、腰が止まらない。






「もう、だめぇっ……、もう、いったの……、あぁっ!もっと……!」






「もっと、激しく?」






下から深く貫かれる。






悲鳴のような喘ぎ声をあげてしまう。






「もっと、乱れて?俺から離れられない体になればいい……」





「やぁっ!もう、だめぇっ……!」






何度も絶頂を迎るのに、ずっといかされ続ける。






柊斗も何度かいったのに、すぐにまた繋がり合う。






あたしのあそこがとろけそうな感覚。






快感で気が狂いそうになる。











「足を広げて、だらしなくよだれ足らしちゃって、すごい淫乱になっちゃったよね?俺のせいだよね?でも大丈夫だよ、毎日いかせてあげるから……これで俺から離れられないよね?」






どういう意味?






薄れゆく意識のなかで。

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