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あの日君は…

第2章 あいつは…

あんな奴サイテー。
って言うか、森岡って誰?
あいつの名前聞いてなかったし…
「ハァ…あのクラスどうなるんー?」
ガラッ。ドアを開けた。
うちの隣の席があいつなんて、やだよー。名前聞いてみよ。
「名前何?」
あいつが、こっちを見た。鋭く、力強い目で…
「あんたから、言えば…」
関わりたくないって顔してるし…聞かなければ良かったかな?
「森岡 悠馬だ。」
え、森岡?女子に人気の?こいつが?
そこに、
「ちょっとー、何森岡君と仲良くしてんの?」
やだー、厄介な奴が来たし…
「お前ら、うるさい。勝手にこいつが俺の友みたいだって、勘違いしてんの?バカじゃねーの。誰が、サルなんかと友になるかよ」

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