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声の魔法3

第3章 あなたの温もり



「せっかく休みなんだし、今日はどこかでかけようか?」


映画でも観る?買い物がいい?
そんなことを話しながら、手を繋ぎ駅に向かっていた。


聡の手の温もりを感じながら、めぐみは幸せだった。久しぶりに二人の時間を過ごしていた。


駅に着くまでは…



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