テキストサイズ

背徳教師

第6章 六時間目

その場に残された伊丹は…

平手打ちをくらった頬をそっと触る…



様子見とは言え…生徒のいじめ風景を目の当たりにした俺は、止めに入るべきだったかな?と…罪悪感が残る――――――…



だが…その後の伊丹の行動で、俺がとった行動は正しかったのだと証明される…




なんと―――――…伊丹は、頬をさすりながら…微笑みうっとりし始めたのだ…

伊丹は、蹴られた背中や腹…腕を…うっとり見つめ…ニヤニヤ笑っているのだ…

「――――――…ぁぁ……
もう、おしまい――――…もっと…痛くして欲しいのに…」



伊丹は、赤く晴れた腕に舌を伸ばし…興奮ぎみに呟く―――――――――――…




“いじめ”だと思ったその現場は…



伊丹にとっては、全く別のモノだった――――――…






俺の中の“背徳”センサー恐るべし…








伊丹への女子生徒への行動は確実に“いじめ”であるが…



当の本人は、それを“快楽材”として受けている…




彼女は、“いじめ”と言う“快楽”に溺れる…


“背徳ドM娘”だった――…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ