
背徳教師
第10章 十時間目
―――――…次の日…
乙原は、早速俺の元へとやって来た…
放課後…
誰もいない空き教室で……
乙原は、俺には覚悟を見せた
「―――…底梨先生…
私―――…やっぱり…和重先生が好きです…
奥さんがいるのも知ってるけど…好きなんです…
告白もしたい……
キスもしたい…
sexもしたい………一度でいい……リアルに和重先生を感じたいんです…」
「――――…奥さん…妊娠中で…もうじき子供もできますよ?
それでも?」
俺は、乙原の覚悟に水をかける…
「――――……それでも…
気持ちは変わらない……
和重先生は、私を選ばないのは…解ってますから…」
俺は、ニヤリと心のなかで笑う…
よし……やるだけやってみよう…
俺は、覚悟の“背徳”恋愛を成就させるため……
協力を誓った―――――…
