テキストサイズ

背徳教師

第10章 十時間目

「―――乙原さん、告白はするべきです…

でも―――――…ちゃんと準備をしてからだと…俺は、思いますよ…」




「///じゅ…準備――…?」




「ええ―――…それと覚悟ですかね…


和重先生と…どうなりたいか…


この先の…いいイメージも悪いイメージも…


乙原さんの中でも全て納得出来るのなら―――――…
もう一度…俺に相談してください



その時は…後戻り出来ないくらい協力します」





今日は、一旦…思いを持ち帰らせる―――――――…



浅い覚悟なら……


俺の“背徳”プロデュースには、必要ない…












「――――…解りました…」





乙原は、静かに保健室を出ていった…





「底梨先生……ったら…彼女をど〜する気ですか?」



徳井は、興味津々に俺を覗きこむ…






「――――…内緒です」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ