テキストサイズ

背徳教師

第1章 一時間目

――――…


保健室を出て―――…


放課後の幻想的な校舎を一人職員室に向かって歩く…


人の気配がしない…長い廊下を…



ゆっくり振り向き……



奥の小さな扉を見つめる…




長い…廊下――――――…


何かを支配したような…


いや…これから…支配するような…


なんとも言えぬ、満足感と開拓心が…俺の中で…入り交じる…




【背徳】の追及で…ここまで来たのだ―――――…




一つ…一つ―――――…



【背徳】を集めていこう…





俺は、静けさを増す校舎に微笑み……




また、歩き出した…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ