ヤキモチ妬きの彼氏君。
第1章 *ヤキモチpart1
もう何回も身体を合わせたのに、キスだけでドキドキして陸がお仕置きだと言っていたことをすっかり忘れていた。
「ん、…っふ」
私と陸はキスしたままなのに陸の冷たい指は、官能的に私の首から胸もとに移動し、それだけでぞくぞくする。
そして陸の唇はゆっくりと離れた。
だけど陸の手は止まることは無く、私のブラジャーをたくしあげると、決して私の胸の頂には触れようとせず、その周りを優しく触る。
その微妙な快楽が嫌で、早く触って欲しくて、つい声をかけてしまった。
「…り、く」